2013年10月06日

効率良く暗記するために!短期記憶から長期記憶へと移行させる6つのポイントと記憶のメカニズム。

物覚えが悪いのは頭の作りだと思っていませんか?

確かに人によって記憶力に差はありますが、覚え方を変えることで効率良く暗記する事が出来ます。

今回は記憶のメカニズムや効率の良い記憶術を紹介します。

受験生や資格試験を受ける方は必見です!

記憶のメカニズム

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」という二つの貯蔵庫があります。

今、新しい情報が脳にインプットされたとしたら、それはまず短期記憶に蓄えられます。

しかし、短期記憶は一時的に情報を保存するだけで、しかも覚えられる量も少ないです。

一方の長期記憶は、いったん情報が貯蔵されると簡単には忘れず、しかも多くの量を貯蔵します。

その容量は1000兆項目にも上ると言われ、「記憶の海」とも称されます。

つまり、

物理的刺激 → 短期記憶 → 長期記憶

となります。

しかし、特に学生たちの中には、その場しのぎの短期記憶に終始する方が非常に多いです。

一夜漬けやテスト前にサッとした勉強は短期記憶になる場合が多いです。

もしもテストが終わった後にキレイに忘れているのであれば、それは短期記憶。

大学入試や資格試験などの覚える量の多い試験では長期記憶に記憶を蓄えなければなりません。

受験を何十年も前に終えた社会人が、今でも受験の時に勉強した内容を覚えているのは、それが長期記憶に蓄えられているからです。

つまり、学習における脳の使い方としては、いかに長期記憶に知識をストックできるかが鍵となります。

では、どのように長期記憶に知識を貯蔵させるのか。

長期記憶に情報を格納させる6つのポイント

1. 覚えようという強い意志・興味を持つ

長期記憶の容量は1000兆項目と言いました。

とてつもない大きさですが、無限ではありません。

人間の脳は、その記憶容量を無駄に使わないように、無意味と判断したものは記憶しません。

好きなことなら良く覚えられるけど、勉強になると全く覚えられない、そういう人は勉強に対して

覚えようとする意志がないからだと言えます。

年齢を重ねるにつれて物忘れが多くなってしまうのは、その事に興味がなくなったからとも言われています。

2. 理解して覚える

意味も分からずに丸暗記しようとしても、それは長期記憶には移行しません。

あくまでも短期記憶に止まってしまいます。

長期記憶に移行するには、たとえば、自身が何かの問題の方程式や仕組みについてわかったとき、

「なるほど〜。だからこういった答えになるのか」といったように理屈で覚えることが重要です。

理屈で覚えたことは、短期記憶から長期記憶の保存庫に移り、忘れにくくなります。

丸暗記するのではなく「原理・本質」を理解することが大事です。

3. 関連付けて覚える

この方法は、情報を記憶する際にその情報と関連が深いものを一緒に記憶するといった形です。

例えば、歴史の勉強だと、何年に何々が起こったということだけを覚えますが、

ここで他の情報も合わせて記憶するようにします。

何が原因で起こったのか、その事件にかかわったのはどの人物か、などなど。

関連付けることで、日本史や世界史にストーリー性を持たせることが出来るので印象が強く、

記憶を定着させることが可能です。

4. 復習すること

コリン・ローズの著書「加速学習法実戦テキスト」の中に、興味深いことが書かれています。

復習の重要性を実験によって明らかにしました。

この実験では、勉強の時間と復習の時間の割合を変えながら、

記憶できた言葉の数を調べています。

その結果は次のようになったそうです。

勉強の時間:100%, 復習の時間:0% ⇒ 65
勉強の時間:80%, 復習の時間:20% ⇒ 92
勉強の時間:60%, 復習の時間:40% ⇒ 98
勉強の時間:40%, 復習の時間:60% ⇒ 105
勉強の時間:20%, 復習の時間:80% ⇒ 137

つまり、復習に多くの時間を割いた方が成績が良いことが分かったのです。

必要以上にじっくりと勉強(理解、暗記作業)をしても意味がないのです。

復習はタイミングも大事です。

勉強した直後に復習してもあまり効果はありません。

しかし、逆に時間をあけ過ぎてもダメです。

具体的には、

学校で習った内容は、その日の夜に復習。
夜に勉強した内容は、次の日の夜に復習。

これが一番良い復習のタイミングです。

また、復習は1回では足りません。

忘れてしまう前に反復することにより、長期記憶が育ちます。

2回、3回と繰り返すことによってより強く記憶を定着させることが出来ます。

具体的には、その週の土日に復習をすれば効果的です。

そして2回目からは、あまり多くの時間をかけなくても構いません。

その後は1週間後、1カ月後というように復習の間隔を離していくのが効果的です。

5. アウトプットの重要性

学んだことをどれくらい理解しているか、身についているかは、アウトプットをしなければなかなか分かりません。

問題集を解くのも良いですが、重要なポイントを自分の言葉で説明できるかどうかを見るのも有効です。

また、理解度をチェックするだけでなく、勉強した内容をしっかり記憶するためにも大きな効果があります。

人に説明したり、ノートに書きだしたりとアウトプットには色々な方法があります。

6. 覚えた後は寝る

長期記憶に上手く移行させることができるかどうかは、記憶後の行動にも影響を受けます。

英単語のつづりを覚えさせた後、時間がたつにつれてどのように忘れていくのかを調べるために、

被験者の一方は眠らせ、他方は通常のように目覚めさせておくという実験が行われました。

その結果によると、記憶した後に睡眠を取った方がよく覚えていることが証明されました。

この実験から、

「就寝前の10分か15分で暗記物を勉強し、十分に睡眠を取った後、翌朝5分で確認する」

といった学習方法は非常に効果があると考えられます。

記憶が定着するのは睡眠中です。

夢は記憶の整理が表れたものと言われ、寝ている間に、その日覚えたことが整理されます。

就寝前の30分は、暗記や復習のためのゴールデンタイムです。


以上です!
posted by ゆうき at 19:44 | Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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