2013年10月03日

夢はなぜ見るのか?まだまだ謎の多い「夢」、そのメカニズムと役割まとめ!

みなさんが毎日見ている睡眠中の「夢」。

忘れてしまったり、覚えていなかったりする人もいますが、夢は誰もが見ています。

「夢」は太古の昔から人類にとっては大きな謎のひとつと考えられてきました。

誰もが毎日見るものであるにも関わらず、大昔からその実態をつかむことができませんでした。

現在でも「夢」が何なのかというのはほとんど解明されていません。

心理学を利用して「夢占い」というものも行われていますが、占いを受ける人自身が夢を語るため、

写真や映像で実際に確かめることは出来ないので、非常に曖昧なものです。

そんな謎の多い「夢」、今回は現在解明されていることや考えられていることについてまとめてみました。


夢はいつ見るのか

夢はレム睡眠中にみられ、一般にレム睡眠の回数だけ(一晩に4〜5回)夢を見るとされています。

レム睡眠とは、睡眠中の状態の一つで、身体は眠っているのに、脳が活動している状態です。

人間はレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しており、ノンレム睡眠になる度にその前に見た

夢は忘れてしまいます。

つまり、一晩で見る夢はせいぜい1回程度で、覚えている夢は、目覚める直前がレム睡眠だった時に見たものです。

感情と夢

夢の内容は意味不明で、ごちゃごちゃとしてよく分からない場合が多いですよね。

実は夢というのは感情と密接に関係しており、ストーリーはあまり重要ではないのです。

寝る前に不安を感じていたら不安な夢を、恐怖を感じていたら怖い夢を見ます。

楽しい気分の時には空を飛んだり楽しい夢を見ることが出来るのです。

そういう点で夢は全く無意味なものではないのです。

不安な夢を見たら、表層意識では不安を感じていなくとも、心の奥深くでは何かに不安を感じているのかもしれません。

ホブソンという学者が「同じ夢を何度も見る」という人に、その繰り返す夢を記録してもらいました。

その結果、繰り返していたのは、ストーリーではなく、夢のなかでの知覚・認識・感情の質であることが分かったのです。

例えば、「行きたい目的地にどうしてもたどり着けない」という夢なら、

どういうふうにたどり着けないのか、その内容には毎回若干の違いがあって、

同じなのは「どうしよう」「困った」「不安」といった感情だったということです。

そもそも夢とは何なのか

夢というのは情報処理に伴ったノイズと考えられています。

記憶の断片が夢のところどころに現れてくる、奇想天外なストーリーが多いのも、そのためです。

夢というのは脳が様々な処理をする際に現れてくるものなのです。

つまり、夢とは「睡眠中に自己活性化した脳の活動」であるとも言えます。

夢の中で現れる人物というのは、思い出せなくても、人生で一度は会ったことのある人だとも言われています。

心の痛みを抑える・感情の整理

よく「一晩おいて頭を冷やせ」と言いませんか。

寝ることは感情の整理につながっていると考えられています。

夢を見ることで、心に痛みを覚えるような記憶のつらさが軽くなるという研究結果が出ました。

一種のセラピーのような役割を夢が果たしてくれるのです。

研究によると、心にショックを与えるような写真を被験者に寝る前に見せ、

睡眠中の脳をスキャンしたところ、夢を見ているレム睡眠時に、

感情を司る部分の活動が低下していることが分かったのです。

そればかりではなく、翌朝目覚めた被験者は、同じ写真を見てもそれほど

ショックを受けなくなったと報告しました。

研究を行った研究者たちは、この実験を経て、夢が人生の困難な出来ごとに対処する助けに

なるかもしれないと話していたそうです。

起こりうることへのシミュレーション

大脳生理学では、

「人間の夢は脳が外部的な刺激を受け止めて正常に処理してゆくための機能を身につけるためのシミュレーションの役割を果たす」

と言われています。

つまり、外界から受けるあまりにも沢山の刺激をうまく処理しきれないという状況を想定して、

夢というバーチャルな世界でまずはシミュレーションを行って準備をしておくというわけです。

夢は様々な記憶がシャッフルされた内容が多く、これによって色々な出来ごとへの

対処方法をシミュレーションしているのではないかという説もあります。

猫を飼っている方は分かると思いますが、寝ている間に手足をバタバタと動かすことがありますよね。

この時猫は夢の中で、餌を取るシミュレーションをしているとも考えられています。


posted by ゆうき at 18:58 | Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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